政府のデジタル市場競争会議が、スマートフォンの基本ソフト(OS)の競争環境に関する中間報告をまとめ、現状スマホOSはアップルとグーグルの2社による寡占状態が固定化しており、一方的なルール変更などでアプリ事業者らに深刻な損害を与える懸念があると指摘し、是正に向け、法整備も視野に議論する必要があるとの認識を示しました。
いまやスマホOSは、アップルの提供する「iOS」、グーグルの「Android」の2強が寡占状態であり、OS上で動作するアプリを入手するアプリストアやウェブサービスを利用するために使うブラウザーも事実上両社が提供するものを使わざるを得なくなっています。
今回の中間報告では、競争に悪影響を及ぼす行為を事前に禁止する手法なども含め「現行の法的枠組みの制約にとらわれずに、対応できる方策を検討する」と明記。
とはいえ、これまでも他にOSはあったにせよ、淘汰されての結果ですし、いまさらなにができるというのでしょうね?
余計なことをして、ITの進化を止めたり、セキュリティの下がるようなことにだけはしてほしくありませんね。
コメント