旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が、国内263店舗のうちの3分の1に当たる80~90店を今後1年以内に閉鎖するのだそうです。
全世界を苦しめている新型コロナウイルスの影響で、旅行需要が大きく低迷しており、厳しい経営環境を踏まえ、コスト削減を図るようで、今後はオンラインでの旅行商品の販売を強化し、売り上げへの影響を抑えていく方針のようですね。
まずは都市部の営業エリアが重なる店舗を中心に整理していくようで、従業員の雇用は維持する見通しとなっており、主力の海外旅行は当面需要が見込めないことから、軸足を国内旅行に移し、人員を再配置、国内旅行事業の売上高をこれまでの1.5倍となる年1000億円規模に引き上げることを目指すのだとか。
一向に収束することの見えないコロナウイルスですから、これまでのようなビジネスには戻ってこないとは思いますので、コロナ後の新しい形を模索していかなければ、どんな企業でも生き残っていけないのでしょうね。
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